そもそも資産ってなんだろう?

ふと疑問をもった人
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
■資産3つのタイプ
■投資でお金を減らしてしまう理由
この記事を読むと「資産の定義」が理解できるので、世の中にあふれている投資対象の中から「経済的自由を満たすための資産」を見つけられるようになります。
それでは早速はじめていきましょう。
もくじ
■資産とは

一言でいえば「一般的に価値があると認められているもの」です。
もっと言うと、それを欲しいという人が一定数以上いて「ある程度の高値で売れる見込みがあるもの」
ちょっと曖昧ですよね。
例えば
■貴金属 (金、銀、プラチナ)
■高級車
■事業 (会社)
■プライベートジェット機
■高級腕時計
■株式
■不動産 (持ち家、別荘)
■仮想通貨
■ブランド品 (バッグ、服、装飾品)
などが挙げられます。
これらの価値は常に変動しており、買った時よりも高値で売れることもあれば、安値になってしまうこともあるものです。
つまり、売却したときに「利益を生む可能性があるもの」というのが資産の定義と言えるでしょう。
■資産には3つのタイプがある
資産の定義は3つに分けることができます。
①正味資産
②お金が奪われる資産
③お金を生み出す資産
①正味資産

これは保有している間は何も起こらない資産です。
例えば
■貴金属 (金、銀、プラチナ)
■高級腕時計
■ブランド品 (バッグ、服、装飾品)
これらは価値が上がっていても下がっていても「売却しなければ」お金が増えることも失うこともありません。ただし、今売ればいくらの損益になるかがハッキリわかるため「正味資産」と定義することができます。
②お金が奪われる資産
読んで文字の通り、保有しているだけで「お金が奪われていく」資産です。

たとえば
■高級車 (ガソリン、メンテナンス費、駐車場代、税金)
■持ち家、別荘 (税金、修繕費、メンテナンス費)
■プライベートジェット機 (燃料、税金、メンテナンス費)
これらは確かに価値ある資産ですが、持っているだけでお金を支払う必要があるものです。
ガソリン代や税金、メンテナンス費や修繕費などがかかるため「お金が奪われる資産」と定義することができます。
③お金を生み出す資産

こちらも読んで文字の通り、保有しているだけで「お金を生み出す資産」です。
たとえば
■収益物件 (家賃収入)
■株式 (配当)
■事業 (役員報酬、配当)
■仮想通貨 (マイニング)
ニワトリ自体を売ってしまえばそれで終わりですが、ニワトリを育てて、生んだ卵を売り続ければずっと収入が得られます。その売ったお金でまたニワトリを増やすこともできるのです。
このような本体価値とは別に収入が得られるものを「お金を生み出す資産」と定義しています。
■お金を生み出す資産を買え!

資産には3つのタイプ「①正味資産」「②お金が奪われる資産」「③お金を生み出す資産」があることは分かりましたよね。
ではなぜ、資産へ投資をした多くの人がお金を減らしてしまうのでしょうか?
その原因は「利益が出るタイミングまで資産を持ち続けられない」ということにあります。
持ち続けられない主な要因
■急に現金が必要になった
■資産の維持ができなくなった (資産②)
■資産価値が下がり、不安で投げ売ってしまう
これらに共通していることは「保有している理由が無くなった」ということです。
資産①は保有している間に収入を生むことはなく、資産②においては持っているだけで支出を生みますよね。
生活をするなかで急きょ「現金」が必要になったり、資産自体の価値が目減りした状況になると「持っている理由がなくなってしまう」ため、利益度外視で売却せざるを得なくなってしまうのです。
その点、資産③は「いつでも使える現金を生み出す」という「持ち続ける理由」があるため、資産価値が上昇するタイミングまで保有し続けることが容易なのです。
■まとめ「【お金を生み出す資産を買え!】多くの人が投資でお金を減らしてしまうシンプルな理由。
ここまでで「資産の定義3つ」~「お金を生み出す資産を買え!」までを解説してきました。
本ブログの目的の一つである「経済的な自由を満たす」ためには「③お金を生み出す資産」が必要不可欠であるということが理解いただけたと思います。
実は私自身、この定義を「知っていたけど実践しなかったため、大きな後悔をしています」
わたしは過去に年収が1500万円だったことがあります。
年収1000万円を超える人は日本全体で4%に満たないというデータもあるので、一般的には「高年収」と言えるでしょう。今思えば当時の私は完全に有頂天になっていました (その時に自覚はないのが一番怖い) 。そして資金的にも余裕があり、当時盛り上がっていた「仮想通貨」に資金の多くを投資していたのです。
350万円ほどつぎ込んでいた私のお金の価値は、一時5000万円以上の含み益になりましたが、「仮想通貨の時代はこれからだ、まだまだ上がる」という根拠のない自信に保持し続け、この記事を書いている2020年現在、わたしの保有する仮想通貨は完全に塩漬け状態です。
わたしの保有している仮想通貨は収入を生むタイプのものではなく、これはまさに「正味資産」であり、何の役にもたたず何年後に起こるかもわからない価値上昇のタイミングをただただ待ち続けているのです。
当時、わたしは幸にもお金を生み出す資産(収益アパート)を一棟だけ買い入れることをしましたが、転職などによって年収が激減した今「あの時アパート(収入源)をもっと増やしておけばな」と思い返すばかりです。
「労働による高年収」という考え方が、なんと不安定で不確かなものかということも同時に痛感できた経験です。
すこし話がそれましたが
ここで伝えたいことは、資産の買い入れをする時は「本質をしっかり見抜かないと大切なお金を失いかねない」ということです。
資産の定義をしっかりと理解すれば、すばらしい資産をみつけることができるようになります。
この記事が4つの自由を持たすことに少しでも役に立てばうれしいです。
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