上司の言う通りやっているのにうまくいかない、どうしたら成果が出るんだろう?
こんにちは、上司のアドバイスを完全スルーして売却売上1位になった元不動産営業マンななこころです🐱
今回は「自分の素材を知れば、努力の方向性がわかる」というテーマでお話していきたいと思います。
さっそくいってみましょう~
■とある営業マン(ななこころ)の話
とある営業マン(ななこころ)が勤めていた不動産会社は、社長の考えが「営業は電話だ」という会社でした。
2015年前後の話なので、もちろんメールやチャットが普及しきっている時代ですが、それでも社長からの指示は「電話だ」の一点突破。
もともと電話でコミュニケーションをとるのが苦手な私に対しても当然「電話だ」のアドバイス。。
電話が苦手な部下たちにも当然「電話だ」のアドバイス。。。
当然ながら苦手なことを「命令」されてやっている営業マンの成績はズタボロ。。。。
いったい誰得?という指示に、胃を痛める日常をおくっていました。
■上司は「お肉」
その会社で、大きな成績をあげていた営業部長 (社長の次にえらい役職)がいました。
営業スタイルは社長と同じく「電話」です(笑)
そして、部下へのアドバイスも「電話しなよ」です(笑)(笑)
何が言いたいかと言うと、会社組織では「上司の価値観と同じ人が一番高い評価を受けて出世していく」ということです。これは私の職場でもあたりまえに起こっていました。
会社組織を「カレーライス」に例えるなら、
社長はカレーの花形「お肉」です。
そしてお肉社長は「お肉としての輝き方」を一生懸命部下に教えます。たとえ部下が「ニンジンやジャガイモ、タマネギでも」です。
そして、
たまたまお肉という素材の部下が入社し、たまたまお肉社長の「電話しろ」という命令で売上を上げるわけですから、社長は「やっぱり俺の営業スキルは本物だ」と大いなる勘違いをひき起こす訳です。
お肉社長は自分の教えた通りの方法で成果をだす部下がかわいくてたまりません。そしてまたお肉上司が量産され、部下の素材を一切無視した肉にかたよった経営陣カレーが完成します(笑)
料理自体は味付けでごまかせますが、素材の風味や味を変えることはできません。
本来、部下の能力(素材の魅力)を生かすのが上司の役目(マネジメント)ではありますが、世の中そんなにデキた上司ばかりではありません。
そんな組織の中にいるのだとしたら、自分のマネジメントは自分でやらねば一生報われません。
自分の「素材がなんなのか」を知ることは、「努力の方向性を見極める」ためにとっても大事なことなのです。
■あなたは「 ジャガイモ」かもしれない
いま現在、自分の仕事に「うまくいっていない・向いていない」と考えているとしたら、もしかしたら仕事に向いていないのではく、上司があなたを「うまく使いこなしていないだけ」なのかもしれません。
なぜならあなたは「ジャガイモ」かもしれないからです。
お肉上司は「お肉として輝く方法」は知っていますが、「ジャガイモとして輝く方法」は知らないのです。なので当然「ジャガイモを輝かせる方法も知らない」ので、まったく的外れの指示にあなたは疲れ果てているのかもしれません。
サッカーにおいても、
プレイヤーと監督では「役目」が違うように、点を取りにいくプレイヤーと、全体勝利 を目指す監督 (部下の素材を見極めて使いこなせる)では、必要スキルも考えていることも違うのです。
ジャガイモはジャガイモとして輝けばいい。
それはジャガバターやフライドポテトなどの主役かもしれません、または高級でディナーの付け合わせ(引き立て役)かもしれません。はたまたカレーライスの準レギュラー的な存在かもしれないのです🥔
■ジャガイモの師匠を見つける
そんなこと言ったって「ジャガイモの輝き方なんてどうやって見つけんのよ!?」という声がこのブログを通してガンガン聞こえてきています🥔
その答えは「自分と似ている性格で、なりたい自分に、すでになっている人」を師匠にすることです。
芸能人、YouTuber、取引先の社長など、自分と似た性格タイプで成果を出している人であれば、学生時代の後輩など目下の人でもOKです。
やっていることや言葉の端々から自分と似た性格感性であることを推測し、理想の成果を出している人を探し出しましょう。可能であれば、その人に会いに行ってできるだけ接点を増やし、その人の「常識」に浸りましょう。
人というのは
環境に大きく影響を受け、類は友を呼びます。
社長の友達は社長。
お嬢様の友達はお嬢様。
ヤンキーの友達はやっぱりヤンキーです。
ヤンキーとお嬢様が付き合うなんていう話は、昔TUTAYAで借りてきたDVDの恋愛ドラマでしか見たことがありません(笑)
そうやって師匠に近づけば近づくほど、自分の常識や行動も師匠に近づいていき、職場やプライベートも自然と自分の理想の方向へ向かっていきます。
仕事で上司との関わり方が変わって「ウマくやれる」ようになるかもしれません。または「いい距離感」を見つけられるかもしれません。
はたまた「転職」という新たな道を見つけるかもしれません。
それは、あなた次第です🐱
■まとめ
ここまで読んで、カレーライス理論がどのようなものか理解できたと思います。
ちなみに、ななこころは会社の外側で師匠を見つけ、お肉社長とお肉部長の命令をすべて無視して売上1位となったおかげで、上司に嫌われているけど数字は上げる「窓際トップ営業マン」として存在するようになりました。ありがたいことに、この時の最高年収は1500万円を超えることができました。
職種によって「求められる成果」は異なると思いますが、「上司のアドバイス通りやっているのに成果がでない」という悩みはどの組織においてもあるある話です。
しかし、
「自分の素材を知り、努力の方向性」が見極められれば、その努力はきっと報われることでしょう。
いますぐジャガイモとして輝き、「心豊かな人生」を送っていきましょう~、今回もありがとうございました~
ではでは^^
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