【サラリーマン投資家への道のり】投資3本柱はこれで決まり

投資を始めたい、興味がある。だけど、サラリーマンにできる投資なんてあるのかな?

そんな疑問に答えます。

記事のおしながき

目次

■経歴

こんにちは、サラリーマンとして働きながら、高配当株投資、不動産投資、暗号資産投資を15年ぐらいやっている。ななこころです。

高配当株は配当金を受け取るだけ(たまに銘柄調整する)。不動産投資はアパート一棟(8世帯)を保有。暗号資産は10種類ぐらいのコインを保有、元本の回収は終わって残りのコインの利益確定タイミングを模索中という感じです。

FX、バイナリーオプション、信用取引、MLM、ここまでいろいろな投資やネットワークビジネスに手を出しましたが、サラリーマンのわたしが最終的に継続している3つの投資について解説していきます。

それではいってみましょう。

※この記事は「サラリーマンのまま投資を始めたい人」に向けて書いています。すでに自身の投資が軌道にのっている人が読んでもあまり意味のない記事です。

■サラリーマンが継続しやすい投資3選

1.高配当株投資
2.暗号資産投資
3.不動産投資

1.高配当株投資

高配当株は、サラリーマン投資で一番「感情と付き合いやすい」投資です。その理由は配当金というキャッシュフローが生まれるからです。

投資の必敗法が「感情に負けて不要な損切りしてしまう」ことなので、株価が暴落したときに乱れる感情を配当金が癒してくれます。この心の癒しによって冷静に株価回復を見守ることができ、不要な損切を回避しやすくなります。

入金通知がメールで届くと、金額の大小関わらずハッピーな気持ちになります。

2.暗号資産投資

「暗号資産?なんかキケンな投資だよね?」というのが一般的な見解かもしれません。別記事でも書いていますが、暗号資産は仕組みを理解して付き合えば、サラリーマンにとって「ローリスク・ハイリターン」な投資となります。

最大リスクは元本が無くなる(0円になる)ことに対して、期待リターンは数百倍の価格上昇です。

包丁も理解して使いこなせば便利な調理器具ですが、人に向ければ凶器と変わります。要は使い方次第。暗号資産の仕組みをを理解して使いこなせば、サラリーマンにとって大きなリターンを生む投資になります。

3.不動産投資 (一棟もの)

参入障壁は非常に高いですが、スタートしてしまえば運用しやすいのが「一棟もの不動産投資」です。配当株と同じく家賃収入というキャッシュフローが生まれます。物件の管理運営は管理会社に任せることができるので、日中、自由が利かないサラリーマンにも投資可能。

不動産投資は「投資+賃貸事業」のハイブリッドなので、始めるまえに多くの予備知識(投資、賃貸経営、社長スキルなど)が必要です。逆に言えば、投資スキルと事業スキルが一緒に身に付きます。

銀行からお金を借りて物件を買うことで、レバレッジがかかります。上場企業に勤めている年収700万円以上のサラリーマンであれば銀行融資の幅も広くなり、物件保有数を増やすことでさらにハイレバレッジとなります。

あと、友人に「おれ大家始めたんだ」とドヤ顔できます。

■メリット・デメリット

高配当株投資のメリット・デメリット

メリットデメリット
配当金は100%権利収入
含み益は幻・配当金は現実
確定申告不要(特定口座)
管理がスマホで簡単(優良ETFの場合)
× 株価成長しづらい
× 資産拡大しづらい
× 売却タイミングが難しい
× 銘柄管理が大変(個別銘柄の場合)

高配当棟投資は「守り」の投資です。

思い描いてみて下さい。自分の銀行口座に配当金が、自動で入金され続けるイメージを。高配当株は保有しているだけで配当金を自動で受け取ることができます。

個別銘柄を保有する場合には財務分析が必要ですが、優良な米国ETFを買えば配当金を受け取り続けるだけでOKです。この投資スタイルは「感情と付き合いやすい」ため、サラリーマンにピッタリです。

デメリットは正直あまり思いつきませんが、しいて言えば、高い配当金を出すような企業は売上を自社成長ではなく、配当金という形で株主へ還元するので株価成長が鈍いことです。

暗号資産のメリット・デメリット

メリットデメリット
価格の上昇力(2~100倍以上)


× コイン自体の消滅(価値0円)
× 確定申告が複雑(税率も不利)
× ハッキングされやすい
× 誤送金したら返金不可

メリットは何といっても「価格の上昇力」です。株取引ではありえない数百倍の価格上昇で「攻め」の投資が可能。

デメリットは元本が0円(無くなる)になる可能性も非常に高いことです。

暗号資産について興味がある方は別記事【暗号資産は危険?】ほどよい暗号資産とのつきあい方も読んでみてください。

不動産投資のメリット・デメリット

メリットデメリット
レバレッジがかかる(銀行融資の場合)
投資家+ビジネスオーナーになれる
確定申告が必須
保険が使える
× 大きな借金に心乱される
× 大きな損失がでやすい
× 確定申告が必須
× 現金化に時間がかかる

銀行からお金を借りて不動産を買うことで、レバレッジという「攻め」の投資が可能。

また、投資と事業2つの要素があるため確定申告で節税、火災保険や団体信用生命保など「守り」のオプションも幅広いです。

一棟もの不動産投資は「攻め・守り」バランスのとれた投資です。

■向き不向き

高配当株投資に向いている人

向いている人向いていない人
コツコツ積み上げられる人
生活水準を一定に保てる人
節約が好きな人
元金500万円以上の人
× 山っ気がある人
× 含み益、含み損が気になっちゃう人
× 節約が苦手な人
× 元金100万円以下の人

高配当株投資は、いかに元金を積み上げられるかがカギとなります。収支管理がしっかりできて、元金をコツコツ積み上げていける人に向いています。

収入より支出が多く、山っ気がある人にはあまり向いていないかもしれません。

暗号資産投資に向いている人

向いている人向いていない人
山っ気がある人
買って放置できる人
最低限のITリテラシーがある人
確定申告が怖くない人
× コツコツ型の人
× 売買を繰り返す人
× スマホ、パソコンが苦手な人
× 確定申告がめんどうな人

暗号資産投資は、上昇タイミングまで保有が続けられるかが重要です。買って放置できる、山っ気がある人に向いています。

自身で確定申告が必須になるので、売買を繰り返す人は税金でトータル損する可能性が高いです。

不動産投資(一棟もの)に向いている人

向いている人向いていない人
年収1000万円以上の人
モノゴトを相手に任せられる人
70点で満足できる人
砂ホコリだらけの高級車に乗れる人
× 年収500万円未満の人
× モノゴトを相手に任せられない人
× 100点じゃないと満足できない人
× 常に車をピカピカにして乗っている人

不動産投資はいかに銀行融資+賃貸経営がカギです。そのための条件である年収1000万円以上の人や、賃貸事業を70点の完成度で任せられる性格の人に向いています。

賃貸経営はトラブルが日常茶飯事です。愛車が常にピカピカでないとヤダという100点思考な人は、トラブルが起こるたびに発狂してしまうかもしれません。

■まとめ:サラリーマンこそ、最強の投資家だと思う件

お疲れさまでした。ここまで読んで、「俺は、投資やるぞ!」と燃えているかもしれませんし、そうは思わなかったかもしれません。

私もサラリーマンでありながら現在まで投資を続けてきて、思うことがあります。「サラリーマン投資家って最強かもしれない」ということです。

なぜかというと、生活資金はサラリーマンという固定給で安定させつつ、余剰資金で心豊かに投資ができるからです。

過去に一度、フルコミ(100%歩合給)の営業スタイルになりかけたことがあります。しかし、来月の食費や住宅ローンが支払えるかわからない心理状況で、まともな営業をすることは私にはできませんでした。

もちろん追い込まれることで大きな成果を出す人もいますが、わたしには向いていないことがハッキリとわかりました。サラリーマンに戻った現在は、心の安定を保ちながら投資やブログの執筆に時間を使っています。

サラリーマンこそ、最強の投資家になれると私は信じています。

今回の記事は以上です。

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この記事を書いた人

指名客230名の元美容師 → 現在は一棟不動産投資専門の売買仲介で「売却ばっかり」やっているサラリーマン投資家

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